トップ

KNについて

技術紹介

メディア

コンタクト

 

  

 

 

ニュートロニクスとは?

ニュートロニクスは「中性子応用技術」です。中性子は原子核の構成要素のひとつで、水素を除くあらゆる元素に含まれています。電荷を持たない中性子は、それ自身の観測だけでなく、制御も困難で、自然界には単独で存在していません。ほとんどが、原子炉の核分裂反応によって作られてきました。中性子は、中性子プローブによる構造解析(回折・散乱など)のほか、核反応による半導体への微量元素のドーピング、医療用アイソトープの生産、ホウ素中性子捕捉療法(がん治療)などに大量に必要となります。株式会社京都ニュートロニクスでは、原子炉と同等レベルの中性子発生強度を有する加速器中性子源を開発し、高付加価値の産業用素材、医薬品、医療機器、計測機器などを提供することで、社会の発展に貢献します。

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/0909/gr-X119-28.jpg

加速器中性子源

原子炉を用いることなく、原子炉と同等レベルの中性子発生強度を加速器で実現する方法です。弊社ではSiC パワーデバイスを用いた「Tandem Repeat」という新しい加速器技術により、0.5〜4MeV に加速された重陽子イオンビームを最大720mA の平均加速電流でベリリウムターゲットに照射することで、10131016neutrons/s レベルの強度を持つ加速器中性子源を開発しています。発生する中性子は低エネルギーであるため、様々な分野に効率よく適用できます。

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/0911/cbf-42-18581735.jpg

非破壊検査 

“物を壊さずに”その内部や表面のきず、あるいは劣化の状況を調べ出す検査技術のことです。素材からの加工工程や完成時の製品の検査、設備の建設時の検査などに適用することで、製品や設備の信頼性を高めることに役立っています。

[主な非破壊検査適用物]

原子力発電所・プラント・鉄道・航空機・橋梁・ビル・地中埋設物等

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/1103/ac-10161000220.jpg

中性子ラジオグラフィ 

非破壊検査技術の一手法で、X線ラジオグラフィと似た放射線透過法です。中性子はX線の減衰が小さい水素や炭素等を含む物質でも減衰像が得られ、X線が透過しにくい鉄等の重金属も透過するため、コンテナの内部も検査できます。

[実用的に利用されている分野]

各種電機部品の試験検査・タービンブレードの検査・内燃機関内の燃料の輸送状況等

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/0711/da-352063.jpg

ホウ素中性子捕捉療法 

中性子と反応しやすいホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませ、中性子とホウ素薬剤との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、がん細胞のみを選択的に破壊する治療法です。この治療法は、がん細胞と正常細胞が混在している悪性度の高い脳腫瘍をはじめとするがんに特に効果的で、がん細胞だけを選択的に破壊するため、体への負担が少なく、生活の質(QOL)の面で非常に優れています。

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/0911/cbf-42-15530450.jpg

産業用新素材 

中性子を物質に照射すると、一部が中性子を吸収して異なる物質に変化します。これによって元の物質中に微量の他の元素を混在させることができます。例えばシリコン単結晶に照射すると、一部のシリコンがリンに変わります。これを中性子ドーピング(NTD)法と呼びます。NTD 法により製造されたn 型半導体(NTD-Si、或いはNTD-SiC)は抵抗値の均一性が非常に優れているため、大口径サイリスタ、大口径ダイオードなどパワーデバイスの更なる高性能化に寄与します。

http://www.daj.ne.jp/P/thumb/1009/cbf-42-19981636.jpg

医療用アイソトープ 

放射性医薬品とは、RI(ラジオアイソトープ)を用いた医薬品です。核医学検査に最も多く使用されているテクネチウム(Tc-99m)の供給が、テクネチウムの親核種であるモリブデン(Mo-99)の供給が途絶えたことで危機的な状況になりました。その製造に高濃縮ウランを用いるため、日本は海外からの輸入に100%依存していますが、国内での供給体制の構築に弊社の技術が適用できます。

© 2013, Kyoto Neutronics, Co., Ltd.